会長挨拶

この度,会長を務めることになりました安藤知子です。本学会は,上越の地で学校教育の実践と研究を往還させていく場として発足しました。以来30年を超え,名実ともに全国学会へと歩を進め,今日では400名を超える会員の皆様とともに日本の学校教育の未来を展望する教育実践・研究に取り組んでおります。ようやく全国へ発進したところを再び会長,事務局が上越へと戻ってしまうことに躊躇もありましたが,せっかくご指名いただきましたので,任期中しっかりと努めたいと思います。

さて,多くの会員の皆様が,学校教育に何らかの形で携わり,より良い教育の在り方,教師の専門性向上,教育行政の信頼獲得へと関心を向け,意欲的な研究をしたいと希望を持っているものと存じます。ここ数年の学校教育をめぐる環境変動は目を見張るものがありますが,本学会としては,腰を落ち着けしっかりと見なければならない本質に目を向ける賢明な教育研究を追究していきたいと思います。特に,ソサエティ5.0の時代を見越しつつも,これまでの学会の歩みを踏まえ,いっそう学校現場が元気になれる研究を展開できればと考えております。研究推進委員会,実践研究委員会,国際交流委員会,機関紙編集委員会等の各種委員会を軸に,多様で有益な学会としての取り組み,研究活動を活性化していく所存ですので,是非とも積極的な参画とご支援をお願いいたします。たくさんの声をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

日本学校教育学会 会長 安藤 知子